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JPRとアイディオットが協業、共同輸送実現を促進

2023年7月20日 (木)

ロジスティクスAI(人工知能)を活用した共同輸送マッチングサービス「TranOpt」(トランオプト)を運営する日本パレットレンタル(JPR)と、データプラットフォーム開発のアイディオット(東京都渋谷区)は20日、両社の製品・サービスを連携させる取り組みを開始したと発表した。これにより、トラックの積載効率を向上させる共同輸送の仕組み作りを促進する。

具体的には、アイディオットが提供するデジタルツインサービス「ADT for 運送」によって、運送に関する膨大なデータをもとに、現実に近い物理的なシミュレーションを行う。同一企業・同一企業グループ内の膨大なルート情報を可視化し、大きな改善効果が期待できるルートを確認する。

▲ADT for 運送の画面イメージ(出所:アイディオット)

また、JPRが提供するトランオプトによって、利用者がシステム上に登録する自社の空車回送や低積載など課題となっているルート情報に対して最適な共同輸送の候補を認識する。今回の取り組みでは、ADT for 運送によって把握された低効率なルートに対して、最適な共同輸送候補のマッチングを行う。

▲トランオプトの画面イメージ(出所:JRP)

これらによって、従来効率化が困難だった自社や自社グループ内のトラック輸送の実車率や積載率の向上・車両数の最適化・CO2排出量の削減などが可能になるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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