ロジスティクスヤマト運輸11月1日付けで、本社組織を改正すると発表した。
大規模商業施設や大型複合ビルで施設内の集約配送を行う「館内・エリア内物流」を母体に構築する「ビル・タウンマネジメントサービス」に特化した組織として、「ビル・タウンマネジメント推進室」を新設する。
物流効率の向上や環境保護、セキュリティ維持による施設ブランド向上を目的に、大規模商業施設、大型複合ビルで施設内の集約配送を行う「館内・エリア内物流」の導入が広がっており、CO2排出量低減などの環境保護や、社会が求める地域全体のセキュリティ意識が高まると判断した。
現在、ヤマト運輸では全国70施設で館内配送業務を受託しており、納入車両の削減によるCO2排出量低減、地域安全の確保を通じた施設ブランドの向上をを実現してきた。
今後は、施設内の集配だけにとらわれない「まちづくり」と一体化した「ビル・タウンマネジメントサービス」を確立し、社会の要請に対応する、としている。