ヤマト運輸、ボーノ相模大野SCの館内配送受託

ボーノ相模大野

イベントヤマト運輸（東京都中央区）は14日、野村不動産が15日に開業する大型商業施設「ボーノ相模大野SC（ショッピングセンター）」の館内配送業務を受託したと発表した。

ボーノ相模大野SCは、相模大野駅から直結する商業施設・公共公益施設・住宅が融合した複合商業施設の北側に位置する90店舗で構成される大型商業施設。

ヤマト運輸は、配送業者からの荷物を入り口の荷捌所でまとめることで、荷捌所での車両の待機時間を削減し、物量の増加が予想される大型連休やイベント時には、道路状況に応じて周辺の同社営業所に荷物を一時的に回避させることで周辺道路の納品渋滞を緩和する。

施設内では、配送業者の荷物をテナントへ一括で配送することにより、セキュリティの向上や配送の効率化を図る。

ボーノ相模大野SC内の集約配送だけではなく、周辺地域の顧客の利便性を高めるため、併設する分譲マンション「プラウドタワー相模大野」の居住者向けに「ボーノ相模大野SC」で購入した商品を宅配するサービスの開始や、施設内の荷物を一元管理できるシステムを導入する。宅急便ネットワークと連携し周辺地域の顧客向けの配送サービスも検討する。

同社では「これら安全や環境・セキュリティの確保がされることで施設ブランドを向上させ、施設を利用される顧客や周辺地域の顧客の利便性向上に寄与していく」としている。