日通、個人情報輸送で引き受けた貨物を紛失

話題日本通運は10月31日、北越銀行から同月23日に預かった個人情報を含む貨物を紛失した、と発表した。

預かった翌日に貨物の不明が発覚して以降、同社は「全力で捜索活動を続けているが、発見に至っていない」として、紛失と判断した。

紛失したのは、個人情報を含むCMT（カートリッジ磁気テープ）1個。

日通の発表によると、10月23日に長岡航空支店貨物課（新潟県長岡市）が、北越銀行からプライバシーガードで預かった貨物の所在が不明となっている。

翌24日に北越銀行に一時不明状況にあることを報告し、貨物の捜索を継続しているが、これまでのところ、発見に至っていない。

これを受け、同社は北陸銀行に対し、早急に書面でこれまで判明している事実関係を説明するとともに、謝罪を行う。併せて、個人情報を含む貨物取扱手順の順守を再点検し、従事者に対して指導教育を実施する。