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郵船系列と三菱自G提携、比船員の新車販売促進

2023年7月31日 (月)

国際日本郵船は7月31日、同社グループ会社で船員向け金融プラットフォーム事業「MarCoPay」(マルコペイ)を運営するマルコペイ(フィリピン)と、三菱自動車工業のフィリピンでの製造・販売子会社であるMitsubishi Motors Philippines Corporation(ミツビシ・モータース・フィリピン、MMPC)が、業務提携契約を締結し、フィリピン人船員向けの新車販売を促進する取り組みを開始すると発表した。

今回の業務提携によって、MMPCとマルコペイは両社のサービスをマッチングさせ、フィリピン人船員のローン承認とマイカー購入を後押しし、船員の生活水準の向上を目指す。具体的には、マルコペイのアプリ内に設置されたMMPC特設ページで、船員は三菱自動車の新車購入の相談と提携ローンの申し込みが可能。また、提携ローンを利用して三菱自動車の車を購入した船員に対しては、期間限定のキャンペーンなどを提供する。

(出所:日本郵船)

日本郵船によると、フィリピンは世界有数の船員供給国で、20万人が外航貨物船の船員として働いていおり、日本商船隊の場合、現在乗船中の全船員の7割にあたる4万人がフィリピン人だという。フィリピン人船員の間では、自動車を購入するニーズが高い一方で、自国の平均を大きく上回る高所得者層でありながら、自動車ローンを申請しても、船員が乗船ごとの期間雇用者とみなされたり、国外就労者と分類されて煩雑な書類準備を課されたりして、銀行で承認されにくい現状があり、フィリピン人船員のカーライフをサポートするため今回の業務提携に至ったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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