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ESR、川西市に敷地50.5万平米の物流パークPJ

2023年8月17日 (木)

国内ESR(京都港区)は17日、兵庫県川西市の敷地⾯積50万5281平方メートルに開発中の物流施設パーク「ESR川西ディストリビューションセンター」(川西DC)の1期2棟の地鎮祭を行ったと発表した。国内最大級の物流施設プロジェクトで、2期に渡って4棟の物流施設を建設する。

▲ESR川⻄ディストリビューションセンターの完成イメージ(出所:ESR)

1期の「川西DC1」と「川西DC2」はともに地上6階建て、免震構造のシングルランプ式マルチテナント型物流施設。1階倉庫は梁下有効高6.5メートル、床荷重が1平方メートル当たり2トンの仕様で、保管型や⾃動倉庫などあらゆるニーズに対応できる汎用性の高い設計となっている。

▲川西DC1の完成イメージ(出所:ESR)

川西DC1は延床⾯積11万9450平方メートル、ことし10⽉に着⼯し、2025年5⽉に完成する。川西DC2は延床⾯積12万4668平方メートル、7月に着工済みで、25年3月に完成する。

川西DCは兵庫県川西市の北部の国道173号線沿いに位置し、新名神⾼速道路・川西インターチェンジ(IC)から3.9キロ。国道173号線経由で池田木部ICまでは5.1キロで、そこから阪神高速1号池田線を利⽤して伊丹国際空港まで11キロとなっている。新名神高速道路・箕面とどろみIC経由では大阪中心市街地まで30分、神戸市や京都市にも1時間以内での配送が可能だ。

27年度に予定される新名神高速道路の全線開通後には、東名・新東名のダブルネットワークが形成されることから、渋滞解消や所要時間短縮などの交通利便性の向上が期待できる。また、能勢電鉄妙見線一の鳥居駅から、川西DCの西ゲートまで徒歩2分で、近隣には⼤規模ニュータウンがあるため、⼈材確保の観点でも優位性が高い。

「ESR川⻄ディストリビューションセンター1・2」 施設概要
所在地:兵庫県川⻄市東畦野1-122
アクセス:新名神⾼速道路川⻄ICから3.9キロ
敷地⾯積:川⻄DC全体50万5281平方メートル(DC1・6万2998平方メートル、DC2・8万1471平方メートル)
延床面積:DC1・11万9450平方メートル、DC2・12万4668平方メートル
着工:DC1・2023年10⽉1⽇、DC2・2023年7⽉10⽇
竣⼯:DC1・2025年5⽉31⽇、DC2・2025年3月31⽇