ロジスティクスEV(電気自動車)メーカーのツバメ・イータイム(山口県岩国市)は18日、同社が製造販売する業務用EVバイク「BIZMOII-S」(ビズモツーエス)を、日本新聞販売協会(日販協)に新たに2台納品したと発表した。
ビズモツーエスは、100%電気で走る業務用の原付EVバイクで、1回の充電で150キロの走行が可能。100キロ走行するための電気代は66円で、ガソリンバイクと比較すると4万キロが損益分岐点になり、走行距離が長くなるほどコスト差は広がる。加えて、プラグ・エアフィルター・チェーン・エンジンオイルなどの交換は不要だ。
EVバイクは従来車種よりも小型で高効率な10インチモーターを採用しているほか、停車中にスタートスイッチを押すと車両がニュートラル状態に入り、配達途中に停車して車両から離れた際の誤発進を回避できる。EVバイクは走行音が静かなため早朝・深夜に稼働する新聞配達の分野で注目が高まっているという。
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