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ディスコ、中古装置ビジネスを強化

2012年11月9日 (金)

産業・一般ディスコ(東京都大田区)は8日、同社製の中古装置を買い取り、リファービッシュ、販売する中古装置ビジネスを強化する、と発表した。

新興国、中小規模工場、大学、研究機関などの装置購入や、半導体工場で生産能力を増強する際、投資額を抑制したり、生産ラインを早期に立ち上げたりするため、中古装置で対応したいというニーズが高まっている。

中古半導体製造装置市場は、60億ドル(2010年度SEMI調べ)に達し、半導体製造装置市場で一定割合を占めるまでに成長しており、サードパーティによる中古装置販売も盛んに行われているが、「メンテナンスやパーツ供給などに不安があり、ユーザーの不利益が発生する場合がある」として、同事業の強化を決めたもの。

各国の同社ネットワークを通じて中古装置を買い取り、7月に竣工したシンガポールの「ディスコ・ハイテクシンガポール・ワンストップソリューションセンター」で、専任のエンジニアによってリファービッシュを行う。

同ビジネスで初年度5億円、3年後には20億円の売上を目指す。