YEデジタル、WESの意思決定機能を強化

サービス・商品YEデジタルは29日、WES（倉庫運用管理システム）「MMLogiStation」（MMロジステーション）シリーズのサービスとして、物流倉庫向け意思決定ダッシュボード「Analyst-DWC」を、アビームコンサルティング（東京都千代田区）と共同開発すると発表した。ダッシュボードは2024年春にリリース予定。倉庫運営の管理者業務の属人化の解消や生産性向上、総作業時間の削減に寄与する。

Analyst-DWCは、YEデジタルや他社のWMS（倉庫管理システム）など、物流倉庫で使用されているさまざまなシステムと幅広く連携可能で、作業員や設備リソースの稼働状況をリアルタイムに収集▽倉庫内作業状況をリアルタイムに表示▽複数システムの膨大なデータ収集と容易なアクセス▽作業員配置シミュレーションによる作業時間予測――などの機能を有する。

最適な作業順、作業開始タイミングの検討に際し、すべての出荷作業の予定と実績、遅延状態などを把握し、現状のまま進めた場合の時間単位の作業量の見通し、優先順位、人員配置の見直しのシミュレーションを行う。

同プラットフォームは、9月13日から東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」で展示予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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