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YEデジタル、「倉庫自動化システム」11月に発売

2021年9月6日 (月)

サービス・商品各種の業務用システムを開発・提供しているYE DIGITAL(ワイイーデジタル、北九州市小倉北区)は6日、物流倉庫の自動化促進に特化した「倉庫自動化システム」(WES)として、ことし11月25日に「MMLogiStation」(MMロジステーション)の提供を開始すると発表した。倉庫管理システム(WMS)をカスタマイズして最新の自動化設備などを導入する際に、時間やコストを低減する。

同システムでは、主要な自動化設備の連携用パーツを、メーカーを問わずプラグインとして提供し、自動化設備を簡単かつ迅速に導入できるようにする。現在のWMSはEC(電子商取引)対応などで複雑化し、自動化設備導入の際のシステムのカスタマイズなどに手間がかかるため、WMSから独立したWESが自動化設備との連携機能を担う。

MMLogiStationシステム構成イメージ(出所:YE DIGITAL)

合わせて、倉庫内の作業オペレーションもMMLogiStationが管理。導入企業からヒアリングした作業オペレーションに基づき同システムが作業フローを作成し、倉庫全体の稼働率や生産性を分析して、オペレーション全体を最適化する。

YE DIGITALは1978年に安川情報システムとして創業。これまでにも物流倉庫の自動化・省人化システム「MMLogiFrame」(MMロジフレーム)を提供しており、「MMLogiStation」はその拡張性を高めた後継システムとなる。