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道路カーボンニュートラル戦略で中間とりまとめ

2023年9月6日 (水)

行政・団体国土交通省は5日、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた「道路におけるカーボンニュートラル推進戦略」の中間とりまとめを公表した。「道路交通の適正化」、「低炭素な人流・物流への転換」、「道路交通のグリーン化」、「道路のライフサイクル全体の低炭素化」を4本柱とし、さまざまな分野の機関との連携などを通じて今年度中に最終とりまとめを実施する。

道路分野の国内での年間CO2排出は、国内総排出量の16%にあたる1億7500万トン、そのうち道路利用によるものが1億6000万トンと大半を占めている。戦略の肝となる物流改善に向けては、ダブル連結トラックを活用した「輸送量の向上」、中継輸送などの「輸送の効率化」、「モーダルシフトとの連携」を中心戦略に据えた。

▲ダブル連結トラック(出所:国土交通省)

ダブル連結トラックについては、その対象路線の拡充、駐車マスの整備、特殊車両通行手続きの迅速化などを推進して利用促進を図る。輸送効率化に向けては中継輸送の拠点整備、自動運転のインフラ整備を進める。また、空港や港湾、貨物駅へアクセスする道路を整備することでモーダルシフトを促進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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