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プロロジス、千葉・八千代市にマルチ施設建設へ

2023年9月7日 (木)

▲プロロジスパーク八千代2の完成イメージ(出所:プロロジス)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は7日、千葉県八千代市のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」の起工式を行ったと発表した。2025年春に完成する。

同施設は地上6階建て、延床面積11万平方メートル。国道16号から2キロと至近に位置し、東京都市圏の消費地と関東広域への配送にも最適な立地だ。

設備面では、1-5階は耐震性能を高めたノンブレース構造で、大型マテハンや自動倉庫など多様な物流オペレーションの導入に対応する。ダブルランプウェイを備え、上り下りで一方通行のトラック動線を確保。1-5階にはトラックが直接着車できるバースを備え、5・6階は保管効率を重視したメゾネット式とした。

各階トラックバースの間口は11メートルスパンを採用し、4トン以下のトラックであれば1スパンに3台の着車を可能とする。17台分のトラック待機場と289台分の乗用車駐車場を整備する。施設内にはコンビニエンスストアや休憩スペースを設けるなど労働環境にも配慮する。

車で20分の圏内には20万人が居住し、東葉高速鉄道「東葉勝田台駅」からバスで15分と従業員確保にも有利。免震構造を採用し、ハザードマップでも地震時の液状化や大雨の浸水などが想定されないエリアに位置するなど防災面でも優れている。停電時でも胸部の電力を72時間維持する非常用発電機を備えるほか、併設する「プロロジスパーク八千代1」の井水浄化設備を利用して断水時にもトイレ用水を確保できる。

「プロロジスパーク八千代2」概要
所在地:千葉県八千代市保品1803-7
敷地面積:4万7500平方メートル
延床面積:11万平方メートル
構造:地上6階建て、柱RC造、梁S造、免震構造
着工:2023年9月
竣工:2025年春

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LOGISTICS TODAY編集部
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