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商船三井、マレーシア企業と液化CO2輸送船で合弁

2023年9月25日 (月)

環境・CSR商船三井は25日、マレーシア国営エネルギー事業会社のペトロリアム・ナショナル・ブルハド(ペトロナス)の100%子会社であるペトロナスCCSベンチャーズ、同じくペトロナスグループの海運会社MISCブルハドの2社と、液化CO2輸送船(LCO2船)の開発・保有を目的とした合弁会社「船主JV」の設立に基本合意したと発表した。

3社はLCO2船を中心とする液化CO2の輸送手段や、船主JVを通じた最適ビジネスモデルの構築を検討し、CO2回収・貯留技術(CCS)バリューチェーンの早期構築やカーボンニュートラルの実現を目指す。

商船三井は2022年2月にペトロナスとLCO2船の輸送事業開発で覚書を締結し、ことし6月にはLCO2船と洋上浮体式設備(FSO)の設計基本承認(AiP)を取得するなど、液化CO2の海上輸送に関する事業開発を進めている。

▲署名式の様子。(後列左から)商船三井副社長の田中利明氏、ペトロナス副社長兼上流部門CEOのアディフ・ズルキフリ氏、MISC社長兼グループCEOのラジャリンガム・スブラマニアム氏、(前列左から)商船三井執行役員の野間康史氏、ペトロナスCCSベンチャーズCEOのエムリー・ヒシャム氏、MISC副社長のハズリン・ハサン氏(出所:商船三井)

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LOGISTICS TODAY編集部
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