ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本GLPが所沢の物流施設着工、関通が一棟利用

2023年9月26日 (火)

▲「GLP所沢」の完成イメージ(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は25日、埼玉県所沢市で延床面積2万7900平方メートルの先進的物流施設「GLP所沢」を着工、起工式を行ったと発表した。同施設は着工前に、関通と全棟賃貸借予約契約を締結しており、同社専用施設として稼働する。完成は2024年11月。

日本GLPとしては3件目となる市街化調整区域での開発で、物流総合効率化法の認可は取得済み。場所は関越自動車道・所沢インターチェンジ(IC)から2.3キロとアクセス良好で、都心から30キロ圏内に位置するなど、首都圏への広域配送拠点として機能する。

関通は同じ埼玉県で所沢市と隣接する新座市に関東エリアの拠点を集中させる、いわゆる「ドミナント戦略」で拠点間の連携を図っている。GLP所沢も既存拠点の近隣にあるため、繁閑の物量波動に合わせた人員調整を可能とし、他の拠点との連携を図りながらの効率的な物流オペレーションを促進する。

▲カフェテリア

施設は地上4階建て、延床面積2万7900平方メートル。従業員向けにカフェテリアやシャワー室などの設備を整備し、外観デザインにも工夫を凝らして広告効果を追求する。

関通は関東圏での事業拡大、既存拠点の集約化に伴う輸配送網の効率化を目指すためにGLP所沢の入居を決定。「物流ルートの最適化とパレット一貫輸送体制の確立を通じ、輸送効率の向上、CO2排出量の削減など、環境に配慮した事業の推進を目指す」としている。

「GLP所沢」概要

所在地:埼玉県所沢市南永井513
敷地面積:1万5100平方メートル
延床面積:2万7900平方メートル
構造:地上4階建て、耐震RCS造
着工:2023年9月
竣工:2024年11月末(未定)

▲広域周辺図(クリックで拡大)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com