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ロジスティクス日野自動車と三井E&S、苫小牧栗林運輸（北海道苫小牧市）は27日、コンテナヤード内の横持ちトレーラー運行の高度化に向けた技術開発プロジェクトが、国土交通省の2023度港湾技術開発制度に採択されたと発表した。
既存のTOS（ターミナルオペレーションシステム）、運行管理システム、TOSと横持ちトレーラーとの情報連携機能の開発、さらには車両の運転補助機能を開発する。現状ではターミナル内の横持ちトレーラーは紙の指示書に基づいて運行しているが、今回の技術開発によって、運転操作をシステムが自動で行う運転補助機能を搭載した同車両が、TOSからコンテナの行き先指示を受けて自動で運行する体制の構築を目指す。車両には監視員が搭乗し、安全監視を行う体制も整備する。
▲走行ルートの例（出所：日野自動車）
プロジェクトは25年までの3年間にわたり、苫小牧港東港区苫小牧国際コンテナターミナル内で実施する。
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