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住友倉庫が福岡市の拠点再編、需要拡大見据え

2023年10月3日 (火)

▲住友倉庫九州箱崎営業所内新倉庫の完成イメージ(出所:住友倉庫)

拠点・施設住友倉庫は3日、子会社の住友倉庫九州(福岡市博多区)が、福岡市東区の箱崎ふ頭にある箱崎埠頭営業所内での新倉庫建設に向け着工したと発表した。2025年1月に完成予定。

同社はグループの中期経営計画に基づき、事業基盤となる倉庫への投資を推進しており、昨今の九州地区での生産拠点への設備投資活性化や在庫の分散化需要の増加を受け、今後も同地での物流需要の拡大が見込まれるため、既存の施設を解体し、新しい倉庫を建設することを決定した。

施設は4階建ての鉄骨造で、延床面積は1万2206平方メートル。博多港の国際海上コンテナ貨物の9割を取り扱う香椎パークポート・アイランドシティや日本貨物鉄道(JR貨物)の福岡貨物ターミナル駅に近接しており、九州自動車道や福岡空港へのアクセスも良好で、国内だけでなく国外を対象とした多様な輸送ニーズに対応できる。また、太陽光発電システムや、72時間連続稼働の非常用自家発電機を備え、BCP対策にも配慮した。

「箱崎埠頭営業所内新倉庫」概要
所在地:福岡市東区箱崎ふ頭1-8-6
敷地面積:1万1834平方メートル
延床面積:1万2206平方メートル
構造:4階建て、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
着工:2023年10月
竣工:2025年1月(予定)

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LOGISTICS TODAY編集部
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