SBSグループ、現場リーダー対象に改正派遣法勉強会

ロジスティクスSBSホールディングスは22日、グループ各社の現場リーダークラスを対象に、改正派遣法勉強会を開催したと発表した。

年末年始の繁忙期に向け、10月に施行された改正労働者派遣法で原則禁止となった日雇派遣の実務面での対応を学び、コンプライアンス順守の徹底を図った。

セミナーは15日、年末年始の繁忙期に向けた労働力の確保を適正な臨時雇用によって補うことを徹底するために開催。既にグループ各社の管理職クラスには、改正労働者派遣法施行時に研修を実施しているが、コンプライアンスの徹底を図るため、現場リーダークラスを対象に実施した。

セミナーの講師はSBSグループ内で人材サービス事業を担うSBSスタッフの小松顧問が務め、今回の改正による変更点、実務上の注意点を最新事例を交えて詳細に解説。

特に、指揮命令、受入期間、安全衛生などのポイント、加えて派遣スタッフとのコミュニケーションの重要性を具体的に説明した。

同社グループすべての現場に共通する課題であることから、北海道、関西、九州などの地方拠点でも受講できるよう、TV会議システムを利用したネット中継を初めて実施。全国で100人が同時に受講した。

質疑応答でも、リアルタイム双方向通信で地方拠点の参加者から活発な発言が出るなど「効果的な運営ができた」としている。