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出光興産、マレーシア石油会社とSAF供給体制構築

2023年10月6日 (金)

環境・CSR出光興産は5日、マレーシアの石油会社ペトロナスと持続可能な航空燃料(SAF)の供給体制の強化に向けた共同検討に関する覚書を締結したと発表した。両社はバイオ原料の大規模な確保、生産コスト分析、安全性の調査を行い、非食用油原料の供給可能性も探る。

▲覚書締結のセレモニーの様子(出所:出光興産)

出光は2030年までに航空会社の燃料使用の10%をSAFに置き換えるという政府と航空業界の目標に向け、年間50万キロリットルのSAF生産体制の構築を図る。エタノールを原料とするATJプロセスや、廃食油を原料とするHEFAプロセスによるSAFの製造を検討し、26年からは千葉事業所での供給を開始する予定。HEFA技術も、20年代後半から2号機以降の展開を検討している。

ペトロナスは、クリーンエネルギーソリューションを手がけるバイオリファイナリー(マレーシア)と共同で、26年までに大規模なSAF、他のバイオ燃料の生産能力を確保する計画だ。航空業界だけでなく、輸送やF1など幅広い市場での展開を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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