荷主出光興産、エア・ウォーター、鹿島建設は18日、鹿島建設が北海道内の工事現場で使用する建設機械と発電機向け燃料として、バイオディーゼル燃料を混合したB5軽油の供給・使用を開始すると発表した。
B5軽油は、出光が北海道製油所で製造する軽油と、白老油脂(北海道)が北海道内のセイコーマートの店内調理「HOT CHEF(ホット・シェフ)」などから回収した使用済み植物油を用いて製造されたバイオディーゼル燃料を原料とする。これをエア・ウォーターのグループであるエア・ウォーター・ライフソリューション(札幌市)の石狩工場で混合して製造する。
出光は、B5軽油の品質分析を実施し、軽油としての強制規格や独自の商品規格をクリアした同軽油を「出光バイオディーゼル5」として、鹿島建設の北海道内の工事現場に供給する。バイオディーゼル燃料は、廃食油や獣脂、菜種油、大豆油、コーン油など生物資源(バイオマス)を原材料とした液体燃料の総称。
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