行政・団体イームズロボティクス(福島県南相⾺市)は24日、経済産業省の中小企業イノベーション創出推進事業に採択されたと発表した。同事業は2027年までのフェーズで、事業期間における交付額上限は5か年で30億円。離陸時重量25キロ以上でペイロード10キロのマルチコプターの開発と、垂直離着陸機(VTOL)に同社の制御技術を搭載した飛行距離50キロ上の新型機の開発を行い、安全性の高い型式認証1種の取得を進める。
同社は、第1種型式認証機体による第三者上空を飛行できる物流マルチコプターと長距離飛行可能なVTOLを製品化し、運用コストを大幅に削減できる1対多運航の実現や自律飛行の高度化、遠隔監視の強化などにより、物流の社会課題の解決を目指す。
また、新エネルギー・産業技術総合開発機(NEDO)の世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト「ReAMo」プロジェクトにて、1対多運航、リモート技術、AI(人工知能)技術を取り入れ、運用コストの削減を可能にする物流ビジネスモデルを構築する。物流業界のラストワンマイルの効率化、災害時の自治体、消防の物資輸送、流通業界の宅配の拡大や効率化を図る。
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