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スタンデージ、貿易決済簡易化でCargoXと提携

2023年10月30日 (月)

ロジスティクスデジタル貿易プラットフォームの開発を手がけるSTANDAGE(スタンデージ、東京都港区)は30日、ブロックチェーンとステーブルコインを活用した新貿易決済システムについて、ブロックチェーン上での電子船荷証券(eBL)発行プラットフォーマーのCargoX(カーゴX、スロベニア)と提携すると発表した。

スタンデージの貿易決済システムに、カーゴX のブロックチェーン上でeBLの受け渡しができるプラットフォームを組み合わせることで、貿易における代金(ステーブルコイン)と商品(eBL)の同時交換が、仲介者不在かつ、改ざん不可能な状態で実現できる。

ことし6月に資金決済法が改正され、日本は世界に先駆けて国産ステーブルコインの発行が可能となったこと受け、国内の主要銀行などが国産ステーブルコインの発行に向けて取り組みを進めており、仮想通貨を貿易決済に活用する動きが見られる。

スタンデージは2017年から、世界中どこの国や地域であっても、現地通貨の信用に関わらず、安心・安価・迅速な貿易決済を実現する、ブロックチェーンとステーブルコインを活用した貿易決済システムの開発に注力している。今回の新貿易決済システムのプロトタイプは、ことし末までに完成し、24年内の実用化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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