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M&Aゼロは10日、車両輸送事業とオートオークション構内運営事業を手がけるソウイング（栃木県小山市）の全株式を取得し子会社化したと発表した。
ゼロは祖業である車両輸送事業の業容拡大を見据え、ソウイングをグループ化。また、2024年問題を目前に控えるなかで、ドライバーの総労働時間削減や輸送効率向上の観点から積み荷の融通など、輸送リソースを有効活用することで課題解消を図る。
オートオークション事業でも、ソウイングの運営ノウハウと、ゼログループのインフラやリソースを組み合わせ、市場シェアを拡大させていくのに加え、EV（電気自動車）化を見据えた新たなニーズ開拓にも結びつけ、企業価値の最大化を目指す。
ソウイングは小山市の本社に加え、名古屋、仙台に支店を持つ。直近事業年度（2023年8月期）の売上高は25億1600万円、総資産は22億4200万円。
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