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ヤマックス、需要低迷で競合社と提携

2012年12月6日 (木)

産業・一般ヤマックスは6日、土木用コンクリート二次製品メーカーのH.O.C(長崎県大村市)と業務提携に向けた協議を開始することを決めた。

長崎県で土木用セメント製品事業の需要が低迷し、今後の需要回復も期待できないとして、事業の抜本的な見直しを行うためにH.O.C社と協議、業務提携の詳細を検討することにしたもの。

H.O.C社は、長崎県で土木用コンクリート二次製品の製造・販売事業を展開しており、ヤマックスとは競業関係にあるが、需要低迷に対して共通の認識を持っていることから、提携合意に至った。

両社は今後、設備・資材・人的資源と生産製造、流通販売過程の合理化とコスト削減を図り、両社の経営体制を強固にして収益確保に繋げたい考え。

共同出資で長崎県内に合弁会社を設立し、両社の土木用コンクリート二次製品製造販売事業を集約する方向で、来年3月末までに詳細を詰める。