経路マトリクスAPI、配送経路計算業務を96％削減

サービス・商品地図情報、カーナビのジオテクノロジーズ（東京都文京区）は13日、商用車の移動にかかる距離と所要時間を高速計算できるクラウドサービス「経路マトリクスAPI」の提供開始を発表した。配送計画における経路距離計算業務を大幅に効率化でき、2024問題でのドライバー不足問題やCO2排出量の削減に寄与する。

同サービスにより、複数地点間の距離・所要時間を一括で高速計算が可能になり、東京-大阪間の2500本分の経路計算を従来のAPIで1本ずつルート検索した場合と、経路マトリクスAPIで一括ルート検索した場合では、最大96％の時間短縮が可能で、商用車の配送計画業務の効率化と最適な配送順の策定を行える。

▲経路マトリクスAPIの画面イメージ（出所：ジオテクノロジーズ）

経路マトリクスAPIは、法人向け地図クラウドサービス「MapFan API」（マップファンAPI）の新機能として提供され、マップファンAPIを契約中の顧客は従来の機能に加えて経路マトリクスAPIを利用できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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