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【業績予想修正】櫻島埠頭、通期営業損失拡大で役員報酬減額

2010年10月25日 (月)

ロジスティクス【業績予想修正】
社名:桜島埠頭
修正対象:平成23年3月期第2四半期連結累計
修正後の売上高:24.4億円(前回予想比11.0%増)
修正後の営業損失:0.7億円(前回予想は2.0億円の損失)
修正後の経営損失:0.6億円(前回予想は1.9億円の損失)
修正後の四半期純利益:1.8億円(前回予想比95.6%増)

 

第2四半期累計期間では各セグメントで売上高が予想を上回り、上期に計画していた設備修理が一部下期に繰越されたことで、営業損失、経常損失が減少するものの、純利益は低温倉庫の契約先変更に際して中途解約違約金3億8800万円を収受したことから、増加する見込み。

 

通期は売上高が期初予想に対して増収となるが、損益は物流倉庫セグメントの荷役収入、利益率が低いため増益には寄与せず、「期初には予想しなかった低温倉庫の契約先変更に伴う保管収入減少や、第2低温倉庫の自営化による収益率の悪化が影響」し、営業損失、経常損失は拡大する見込み。

 

同社では「業績予想の修正を厳粛に受け止め、経営責任を明確にする」として、役員報酬を減額する。既に減額を実施しているが、社長が月額報酬の35%、その他の取締役が20%に減額幅を拡大する。また、監査役も月額報酬の20%を自主返納する。実施時期は「10月から業績の悪化している当分の間」。