コープデリ、リサイクル原料の折りコンを宅配に採用

（出所 : コープデリ）

フードコープデリは17日、プラスチック使用量を削減するため、コープデリ宅配で使用する折りたたみコンテナのリサイクル原料の活用と、店舗向けに出荷している一部の鶏卵パックを11月から順次薄肉化することを発表した。

同社はリサイクル原料を使用した折りたたみコンテナ（常温用配達器材）を開始し、2024年3月までに2万個を導入。リサイクル原料の使用率は57％～41％で、汚れや破損の大きいコンテナも再生原料として使用することで、24年３月までに11トンのプラスチック使用量を削減、12トンのCO2削減を図る。

鶏卵パックの薄肉化については、店舗販売する「CO・OP産直のはぐくむたまご」10個と、「CO・OP産直稲穂のみのりたまご」10個のパックの凹凸部分やシール面両側の形状変更や、シート厚を0.01ミリ薄くすることで年間378キロのプラスチックを削減可能し、11月から順次新パックに切り替える。

同社は、事業におけるプラスチックの使用量30 年までに18年度比25%削減することを目標に掲げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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