ロジスティクス物流データプラットフォーム開発のシマント(東京都文京区)は7日、トランコムと共同開発した配車計画自動作成システム「Bridge」(ブリッジ)について、2022年夏からトランコムが運用した1年間のデータを集計したところ、トラックの配車係の人数は40人から20人に半減、配車計画作成時間は年間で6000時間削減されたと発表した。
両社は国内の物流の8割を閉める企業間物流の効率化を目指し、同システムを開発。配車係の熟練の技を組み込んだエンジンが、当日の現場の変化に適応し、細かな修正を加えた配車計画を策定することで、属人化を防ぐ。従来は積み荷情報の確認した後、倉庫在庫を確認して積み地の選定、納品先情報を確認して配送順の設定、荷割りと伝票分割などの業務が発生していたが、これらをすべて自動化する。
集計の結果を受け、両社はブリッジの機能の有効性を共有。今後もブリッジの運用を継続し、機能改善に取り組む。
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