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1〜11月運送業倒産287件、東京商工リサーチ調査

2023年12月11日 (月)

調査・データ東京商工リサーチが9日に発表した2023年1〜11月の道路貨物運送業の倒産は、前年同期比31.6%増の287件だった。前年同期の218件と比べて急増した結果で、3年連続で前年同期を上回った。この傾向で推移すれば、年間件数が、14年以来でと9年ぶりとなる300件台に乗せる可能性が高いという。

負債総額は同比43.3%増の498億9300万円で、2年連続で前年同期を上回った。
10億円以上の大型倒産は3件で、前年同期の4件から減った。ただ、1億円以上5億円未満が104件で、前年同期の73件から大幅に増加。5億円以上10億円未満も15件で、前年同期の9件から増加し、中型規模の倒産が増える結果だった。この点が、負債総額を押し上げたという。

燃料費の高騰などによる「物価高」倒産は同比75.4%増の107件。深刻化するドライバー不足を背景に、「人手不足」関連倒産は38件で同比2.2倍超の増加となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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