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日通、欧州発日本向け海上混載一貫輸送サービスを拡充

2010年10月26日 (火)

ロジスティクス日本通運は26日、欧州発日本向け定期海上混載サービスの日本側荷渡地CFSを大幅に追加し、海上混載一貫輸送サービスを拡充したと発表した。

 

これまで、同社の欧州発日本向け定期海上混載は、主に東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・博多・門司の国内主要港向けを中心にサービスを提供してきており、北海道・東北・北陸・中四国・九州南部の顧客は、主要港で輸入通関手続を行った後、都度顧客手配で国内転送する必要があった。

 

また、一般的な欧州発日本向け海上混載は、韓国・釜山港などを経由し、コンテナより貨物を取り出した後に、新たに日本向けに混載を仕立てるケースが多く、スケジュールがわかりづらいという声が高まっていた。

 

日本側CFSを拡充したことにより、日通では「貨物が日本到着後に同社のネットワークを活用し、主要港から各地方CFSまで鉄道、トラックなど各種モードを使い分けて一貫輸送することで、輸送品質の向上とスケジュールの把握が可能」としている。今後は中国などアジア、北米発の定期海上混載でもサービスを拡大していく方針。

 

■追加する荷渡地CFS
苫小牧、秋田、酒田、新潟、直江津、金沢、清水、広島、水島、徳山、松山、長崎、八代、熊本