ECミネルヴァ・ホールディングスは17日、100%子会社でEC向け統合管理システムのASP事業を展開するジェネシスECの株式90%を900万円で売却すると発表した。
譲渡先は、レンタルサーバー事業などを手掛けるシーポイント(浜松市中区)。
ジェネシスECは、ミネルヴァグループのナチュラムECが運営するECサイト「アウトドア&スポーツナチュラム」の開発・運営を通じて蓄積したノウハウを活かし、EC向け統合管理システム「ジェネシスEC」のASPサービス事業を展開。同事業では、セキュリティ強化、開発力向上に向けてシーポイントと共同運営している。
ミネルヴァHDでは「今後も継続して変化の激しいASPサービス事業を行い、顧客ニーズに素早く対応するには、高度な開発力に加えリアルな顧客動向にも注視する必要がある」として、シーポイントと緊密な関係を構築することが必要と判断し、株式90%を譲渡することにしたもの。