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アベジャ、山九の輸出入通関手続き業務を効率化

2023年12月12日 (火)

ロジスティクスAI(人工知能)プラットフォーム開発のABEJA(アベジャ)は12日、山九のロジスティクス・ソリューション事業が担う、貿易の際に特定原産地証明書に記載するHSコード(輸入統計品目番号)を取得するための採番業務にアベジャのデジタルプラットフォーム活用し、業務コストの削減と精度の向上を実現したと発表した。

HSコードは品目を細分化して示すコードで、200以上の国でHSコードの特定によって関税額が算出される仕組み。新たに取り扱う商品などにはHSコードを新規に取得する「採番」の業務が必要となるが、輸出入の契約書や商業請求書、製品カタログなどの情報を踏まえ、品目の外観、構造、機能など多岐にわたる項目を正確に把握した上で割り振らなくてはならず、業務の属人化につながる。

山九はアベジャプラットフォームを活用し、属人的に手入力で行われていた新規採番業務を効率化し、選定精度の向上も図れる「HSコード予測モデル」を構築。商品情報をシステムに入力するだけで、プラットフォーム上に新規HSコードの候補とその概要が提示され、最適なHSコードを確定させることができるようになった。同プラットフォームは過去のデータを蓄積、学習していることから、取引実績で同一の商品名や型番などが存在した場合は該当番号が表示される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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