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日立物流とアベジャ、運転時の危険検出機能を開発

2019年3月6日 (水)

ロジスティクス日立物流は、ディープラーニングを活用したAIの社会実装に取り組むABEJA(アベジャ、東京都港区)と共同で、走行中の車両データからドライバーのヒヤリ・ハット状態を検出するAIモデルを開発し、4月をメドにアベジャのプラットフォームと自社のスマート安全運行管理システムを連携させて提供を開始する。

スマート安全運行管理システムでは、ドライバーの生体情報や運転中の映像などのデータをさまざまなIoTセンサーから取得・解析し、事故発生につながる可能性のある状況を特定することで、事故を未然に防ぐ仕組みとして提供してきたが、このシステム上に蓄積されたデータからヒヤリ・ハット状態を定義、学習することで、走行の危険度評価を自動化するAIモデルをアベジャプラットフォーム上に構築。

開発したAIモデルを同システムにAPI連携し、システム上の機能として提供する。具体的には、ドライバーの走行データ開発したAIモデルを用いて解析し、ヒヤリ・ハット状態を検知することで、走行時の危険の状況をドライバーと管理者にフィードバックする機能として利用できるようにする。