環境・CSR日本郵船は21日、2024年度から二酸化炭素(CO2)の排出量が実質ゼロとみなされるバイオ燃料を、既存の重油焚き船舶の航行で長期的に使用するトライアルを実施すると発表した。
同トライアルではバイオ燃料を3か月間、複数の船種で継続使用し、バイオ燃料の使用期間を段階的に延ばし、さらに長期間にわたる検証を実施する。将来的にはバイオ燃料による安全航行を確立し、30年度までに21年度比で温室効果ガス(GHG)を45%削減させるグループの目標達成を目指す。
同社グループでは19年度以降、約10隻で短期間でのバイオ燃料による試験航行を実施しており、船舶の主機関・発電機・原動機・燃料供給システムなどへの影響や、バイオ燃料を一定期間保管した場合の品質検証、多くの船舶でバイオ燃料を使用する場合の燃料調達の安定性などの課題を解決するため、同トライアルの実施を決定した。
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