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日本郵船、バイオ燃料試験用の自社設備の設置

2024年1月30日 (火)

環境・CSR日本郵船は30日、バイオ燃料の安全性評価を行う試験用エンジン設備(テストエンジン)の設置を決定し、1月29日に千葉県の設置予定地にて地鎮祭を行ったことを発表した。

▲地鎮祭の様子(出所;日本郵船)

ことし6月にテストエンジンの設置を完了し、3年間バイオ燃料の燃焼試験・分析を行う。同社グループ会社のボルテックおよび日本油化工業が持つエンジン運用および燃料油分析技術も活用し、多様なバイオ燃料の可能性を検証、舶用燃料の実用化を加速させる狙い。

バイオ燃料は穀物や廃食油をはじめとした多様な原材料から生成されるが、現在商用化されているのはごく一部。今後、需要の増加に伴い、商用化されるバイオ燃料の種類が増えることが見込まれている。一方で新燃料を船舶用に継続使用するには、社外エンジン設備での試験・分析やトライアル運航など、約2年の試験期間を要していた。今後、自社でテスト・エンジンを保有する事で試験期間を短縮し、実船使用までの期間の短縮も見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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