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政投銀、宮城・三陸運輸に地域支援枠で融資

2012年12月21日 (金)

ロジスティクス日本政策投資銀行(DBJ)は20日、仙台塩釜港を拠点とする港湾運送事業者「三陸運輸」(宮城県塩竃市)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施したと発表した。

同プログラムは、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして2010年5月に開始したもので、情報面・資金面でサポートに取り組んでいる。

三陸運輸は港湾運送事業を中心に、貨物利用運送事業・倉庫業・通関業・船舶代理店業などを併営しており、仙台塩釜港の港湾貨物の輸出入・移出入を幅広く担っている。特に、穀物、林産品、水産品などの1次産品取扱で高いシェアを保有している。

政投銀は今回、東日本大震災で甚大な被害を受けながらも倉庫の迅速な復旧や物流センター新設を通じ、被災後の仙台塩釜港の物流機能の回復、地域の1次産業の復興に貢献している同社を「地域元気プログラム-グリーン・ネットワーク東北プログラム-」の対象に認定し、融資を実施した。