政投銀、北海道トラックターミナルに融資

ロジスティクス日本政策投資銀行は24日、北海道トラックターミナル（札幌市白石区）に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施したと発表した。

地域元気プログラムは、地域の強みや潜在力を活かした成長を後押しする政策投資銀独自の取り組みとして、2010年5月に開始。「北海道の持続的成長を支える環境・インフラの構築」をテーマの一つとして、道内企業に対して、情報・資金面のサポートに取り組んでいる。

北海道トラックターミナルは、1970年に政投銀、札幌市、地元運輸事業者などの出資で設立されたトラックターミナル運営事業者で、築後40年以上を経過する荷さばき施設4棟を段階的に建て替える計画に取り組んでいる。

このほど、その第1期事業として新たな荷さばき施設を建設したが、政党銀では「同社のこうした取り組みが、北海道地域の経済活動を支える物流基盤の維持・強化に資する」として、同行北海道支店の地域元気プログラム対象として認定し、融資を実施した。