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三菱グループ、液化CO2輸送船共同検討で覚書

2023年12月27日 (水)

▲液化CO2輸送船のイメージ図(出所:三菱重工業)

荷主三菱重工グループの三菱造船(横浜市西区)と今治造船(愛媛県今治市)、ジャパンマリンユナイテッド(横浜市西区)の共同営業設計会社である日本シップヤード(東京都千代田区)は27日、三井物産、三菱商事とともに、液化CO2(LCO2)輸送船の共同検討に関する覚書を締結したことを発表した。2028年以降の国際間大規模液化CO2海上輸送の実現に向け、本取り組みを進める。これは日本発のCCS(Carbondioxide Capture&Storage)プロジェクトに対応するためのものだ。

標準仕様・標準船型の確立や建造サプライチェーンの確立が重要な課題となる中、4社はアジア太平洋地域を対象とする国際間輸送CCSプロジェクトで、LCO2輸送船の建造や海上輸送の課題解決に共同で取り組む。

三菱造船と日本シップヤードはすでにLCO2輸送船の共同検討を開始しており、三井物産、三菱商事はCCS事業の早期立ち上げに向けた事業開発を進めている。この取り組みは、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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