ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースクと横浜市、メタノールインフラ整備で覚書

2024年1月5日 (金)

行政・団体横浜市と海運大手のマースク(東京都港区)、三菱ガス化学はこのほど、次世代船舶燃料であるグリーンメタノールの横浜港でのバンカリングを推進する覚書を締結したと発表した。3者は関係官庁の協力を得ながら、日本初のメタノール供給の実現に向け取り組む。

覚書では、メタノール燃料船の就航と技術開発に関する知識の共有▽メタノールとグリーンメタノールの需要動向、生産、開発状況、安全対策についての情報共有▽横浜港でのメタノールとグリーンメタノールのバンカリングに必要な港湾施設の整備や運用▽必要となる関係官庁との協議──などでの協力を定めている。

▲グリーンメタノールバンカリングの様子(出所:横浜市)

メタノールは水素やCO2などからも製造できるため、脱炭素社会の実現に向け次世代燃料として期待が寄せられている。炭素集約度が最も低い水準のメタノールがグリーンメタノールと呼ばれており、これには食品廃棄物や家畜の排せつ物などのバイオマス原料などから生成されるメタノールが分類される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com