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マースク、グリーンメタノール調達で米社と提携

2022年12月16日 (金)

(出所:A.P.Moller-Maersk)

国際欧州海運大手のA.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク、デンマーク)は15日、アメリカのSunGas Renewables(サンガス・リニューワブルズ、本社・テキサス州)との間で、「グリーンメタノール」に関する趣意書を取り交わしたと発表した。グリーンメタノールは温室効果ガスをほとんど排出しないプロセスで製造されたメタノールのこと。マースクが現在発注しているメタノール対応コンテナ船19隻の燃料とする計画だ。

発表によると、サンガスの施設では同社の主力製品「System1000プラットフォーム」を利用し、林業や木材製品産業から持続的に調達される残渣(ざんさ)をグリーンメタノールに変換する。サンガスはアメリカの複数施設でグリーンメタノールを生産する計画で、マースクはそれらを全量引き取る契約だ。最初の施設は2026年に操業を開始し、年間生産能力は39万トンを予定している。

マースクはサンガスとの協業により、顧客である荷主にとってのサプライチェーンの脱炭素化を進める戦略だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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