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愛知運輸支局、新東名SAでトラックGメンが調査

2024年1月9日 (火)

調査・データ愛知運輸支局は5日、2024年問題への対応として、23年12月21日に新東名高速道路岡崎サービスエリアでトラック運転者に対する聞き取り調査を実施したことを発表した。当日は34人の運転者から荷主などによる違反原因行為(荷待ちなど)の情報を収集した。

今後もトラックGメンの活動を含む々な活動を通じて情報収集を行い、荷主などへの働きかけや要請を展開する。トラック運転者の労働条件改善や取引適正化の加速化を目指す。

地道な調査を業界の自浄につなげよ

昨秋から始まったトラックGメンの調査活動が引き続き行われている。トラックドライバーの生の声を拾い上げることで、国交省にも現場のリアルな情報が吸い上げられていくことだろう。

それと同時に、それぞれの運送業者の社名が入ったトラックを運転しているドライバーからは、それぞれの会社がどのように業務を行っているのかの情報も吸い上げられている。各地の運輸局による運輸各社への監査は定例で行われるものもあれば、事故の発生などによって行われるものや、公安委員会や労働局などの他の行政機関などからの違反の可能性があるとの情報がもたらされることで行われることもある。トラック事業者の行政処分を行う国交省自らの調査でも、そうした事例が見つかるかもしれない。

トラックGメンはそうした違法な営業を見つけるための手段でもあるかもしれないが、そうした聞き取りが行われた際でも監査、行政指導・処分などが行われないよう、適法な経営をするための警鐘として捉えるのが建設的だろう。

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LOGISTICS TODAY編集部
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