エニキャリがウォルトと提携、配送エリアを拡大

▲配達管理システム「ADMS」（出所：エニキャリ）

M&Aラストワンマイル物流に特化したサービスを展開するエニキャリ（東京都千代田区）は16日、デリバリーサービスを手掛けるWolt Japan（ウォルトジャパン、渋谷区）との提携を発表した。昨年12月13日から、エニキャリが開発した配達管理システム「ADMS」（アダムス）と、ウォルトの法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」（ウォルトドライブ）とのシステム連携を開始しており、エニキャリ独自のデリバリーサービスを、ウォルトの全国規模の配送網を使って提供できるようになった。

ウォルトドライブは法人向けに提供するデリバリーサービスで、ウォルトのアプリやウェブサイトに店舗ページを作成する必要なく、商品の即時配送などで全国24都道府県に広がるウォルトの配達システムを利用できる。配送は通常30分程度で行われ、今後も配達網の拡大も期待される。

エニキャリはフィジカルインターネットの観点から、今後も運輸業界や倉庫業界との提携、外部システムとの連携を進め、物流資源の稼働率向上を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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