商船三井、機関士訓練が国際基準認証取得

ロジスティクス商船三井は18日、同社グループのMOLマリン&エンジニアリング（東京都港区、MOLMEC）が、同社で実施している機関士向けの船舶機関管理能力を訓練するERM訓練が、国際海事機関（IMO）が定める「モデルコース7.17」と「モデルコース2.07」に適合しているとの認証を、日本海事協会から取得したと発表した。

ERM訓練は、機関長と機関士のリソースマネジメントスキルやオペレーションスキル強化を目的としており、石油業界の荷主団体である石油会社国際海事評議会の定める検船指針「Ship Inspection Report Program : SIRE 2.0」の要求事項に対応する。基準を満たすには、世界的に高レベルの講義内容と施設が求められる。

MOLMECは同訓練の提供を通じて、同社グループの安全運航向上と海運業界の船員育成に注力するとしている。

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