環境・CSR商船三井は30日、フィリピンにダイナミックポジショニング(自動船位保持装置、DP)訓練施設を新設すると発表した。グループ会社である商船三井マリテックス(MOLMAT)を通じ、現地の海事教育機関MAAP(アジア太平洋海事アカデミー)およびMagsaysay Training Center(MTC)と連携し、DPオペレーターの育成を目的とした新たな訓練環境を整備する。施設はMAAPのバターン州キャンパスに設置され、2025年9月1日より初回コースが開講される。

(出所:商船三井)
同施設では、商船三井グループが保有するDPシミュレータを活用し、洋上風力発電や海洋開発に関わる特殊船向けの実践的な訓練を実施する。全6種のコースはいずれも、英国のThe Nautical Institute(NI)から認定を受けており、国際的に通用する資格取得を目指すことが可能である。
アジア地域ではDP技術者の需要が高まっており、同社は今回の取り組みによりフィリピンを中心とする優秀な人材の育成と海事産業の発展を後押しする。
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