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川崎汽船、フィリピン施設で日本海事協会から認証

2012年1月25日 (水)

話題川崎汽船は24日、フィリピンのマニラにある同社船員研修施設「Kライン・マリタイムアカデミー(フィリピン)」の電子海図情報表示装置ECDIS訓練コースが、国際海事機関(IMO)策定のモデルコースに則った訓練として、日本海事協会から認証されたことを発表した。日本海事協会がフィリピンで船員海事教育分野の認証を行うのは初めて。

 

ECDISは7月1日から段階的に船舶への搭載が義務付けられている重要航海計器で、船長と航海士は操作訓練しなければならないとされている。

 

川崎汽船の船員研修施設ではこれまでもECDIS訓練コースを開講しており、今回のコース認証により、同社では「船員教育の中核を成すKライン・マリタイムアカデミー(フィリピン)が、グローバルスタンダードを充たす高品質な訓練を実施していることが証明された」としている。