ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラサールとNIPPO、名古屋に8万平米超マルチ施設

2024年1月25日 (木)

▲「岩塚物流施設」(仮称)完成イメージ(出所:ラサール不動産投資顧問)

拠点・施設ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)とNIPPO(中央区)は25日、共同で開発する名古屋市のマルチテナント型物流施設「岩塚物流施設」(仮称)の地鎮祭を行ったと発表した。2月1日に着工し、2025年6月に完成を予定する。

同施設は4階建て、延床面積が8万平方mで、東海エリア最大のマルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」に隣接し、名古屋駅から4.8kmと名古屋市中心部に近い立地。名古屋高速5号万場線・烏森インターチェンジ(IC)から1.7kmと高速道路へのアクセスにも利便性が高く、東海エリアの広域配送拠点としてだけでなく、首都圏と関西圏との中継拠点としても機能する。さらに、名古屋市営地下鉄東山線・岩塚駅やJR関西本線・八田駅、近鉄名古屋線・近鉄八田駅から徒歩12分と通勤の利便性も高く、テナント企業の人材確保にも寄与する。

1階と2階にバースを設けており、2階にも大型トラックの乗り入れが可能。荷物用エレベーターと垂直搬送機がそれぞれ4基ずつ設置するなど、縦搬送機能も充実させる。1階は冷凍冷蔵倉庫としても利用を想定し、プラットフォームは0.8mと低床の設計に。2階はプラットフォームの高さが1mで、梁下有効5.5mと汎用性を持たせる。

また、BCP対策として制震構造を採用し、洪水や高潮リスクに備え、受変電設備を2階に設置するほか、72時間対応の非常用発電機も備える。SDGsへの取り組みも強化し、全館LED照明と太陽光発電設備を備えるなど再生エネルギーの活用を計画している。

▲周辺地図(クリックで拡大)

「岩塚物流施設」(仮称)概要
所在地:名古屋市中村区岩塚町11-3外(地番)
敷地面積:4万13平方m
延床面積:8万740平方m
構造:鉄骨造一部鉄筋コンクリート造、地上4階建て、制震構造
着工:2024年2月1日
完成:2025年6月30日(予定)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com