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川崎重工、水素ガスタービンが増田賞を受賞

2024年1月26日 (金)

▲「増田賞」の盾が贈られた(出所:川崎重工業)

認証・表彰川崎重工業は26日、1.8メガワット級の水素専焼型ガスタービン「PUC17MMX」で、日刊工業新聞が選出する十大新製品賞の最上位「増田賞」を受賞したことを発表した。

PUC17MMXは、CO2を排出せず、天然ガスに比べて燃焼速度が速い水素の特性に対応し、NOx(窒素酸化物)排出量の増加や部品の過熱といった課題を克服している。独自の燃焼技術を組み合わせ、世界初の製品化に成功し、大気汚染防止法に準拠した安定かつクリーンな運転が可能となった。

この技術開発により、CO2排出量の削減への貢献が評価された。川崎重工は2030年までに、この燃焼器をすべてのコージェネレーションシステム用ガスタービンに搭載し、水素エネルギーの普及と水素サプライチェーンの構築を推進する。発電分野でのCO2発生量削減に貢献し、脱炭素化を進める重要な製品として注目されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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