物流M&A斡旋のトランビ、ヤマトリースと提携

M&A国内最大級の事業承継・M&Aプラットフォーム「TRANBI」を運営するトランビ（東京都港区）とヤマトリースは30日、物流業界の事業承継問題解決を目的としたビジネスマッチング契約を締結したことを発表した。この提携は、働き方改革関連法に伴う「2024年問題」に直面する物流業界でのM&Aニーズの増加に応えるためのものだ。

物流業界では、2024年問題への対策として事業譲渡を選択する事業者が増えている。また、事業拡大や多角化を目指す事業者にとってもM&Aは重要な選択肢となっている。実際に、物流業界のM&A件数は過去10年で5倍に増加している。

業務提携により、ヤマトリースは「TRANBI」の全国ネットワークを活用し、オンラインM&Aによる事業承継機会を運送事業者に提供する。これにより、後継者問題に悩む中小企業に対する承継支援サービスが強化される。また、トランビは15万者超のユーザーを有し、2100件以上のM&A案件を提案可能なことから、物流業界の成長戦略実現に貢献すると期待されている。トランビは今後も、経営者の高齢化や後継者不在問題の解決に向けて貢献し、M&Aを社会の重要な選択肢として位置づけることを目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com