ロジスティクス日本郵便は30日、トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制強化が実施される4月1日から、ゆうパックや速達の一部地域宛てに届けるまでの日数を延長すると発表した。同時に、ゆうパックの配達希望時間帯を10月1日から短縮する。
法改正への対応策として、今まで長距離運送を1人で担っていた区間の輸送を中継輸送などに切り替え、その分の届け日数を延長する。例えば、東京23区と北海道・函館間でのゆうパックの輸送は従来、午前中出しの荷物であれば翌日の夕方か夜に届いていたが、4月以降は翌々日の午前中に後ろ倒しとなる。速達郵便物でも届け日数を見直すが、航空輸送を活用することで可能な限り従来の届け日数を維持する意向だ。
また10月1日から、現行のゆうパック配達希望時間帯から「20〜21時」の枠を廃止する。「19〜21時」の枠は継続となる。
■ゆうパックの届け日数見直し地域
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0130_03_02.pdf
■速達郵便物(レターパック含む)の届け日数見直し地域
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0130_03_03.pdf
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