ロジスティクスパッションジャパン(横浜市西区)は2日、福山通運のトラックドライバーとしてインドネシア人30人の採用支援を行い、内定が決定したと発表した。特定技能制度を活用した外国人ドライバーの採用は福山通運で初めて。国内物流業界で深刻化するドライバー不足への対応策の一つとして位置づける。

(出所:パッションジャパン)
内定者はインドネシアで中型・大型に相当するB1免許を取得した人材で、来日前に現地教育機関「パッションアカデミー」で研修を受ける。研修では日本語能力N4相当の習得に加え、日本式の運転知識や外免切替対策、安全運転教育などを実施。業務指示を理解するための聴覚訓練や礼儀・時間厳守といった職業教育も含め、来日後すぐに業務に従事できる人材育成を進めているという。
今回の内定者30人は10人ずつのチームに分かれ、来日に向けた訓練を継続する。受け入れ企業側に対しても事前研修を行い、外国人ドライバーの受け入れ体制整備を図るとしている。
パッションジャパンはインドネシアのほか、ネパールやバングラデシュでも同様の教育機関を展開し、日本向け人材の育成を進める方針。物流業界では人手不足が長期化するなか、特定技能制度を活用した外国人ドライバーの受け入れが広がる可能性がある一方、教育体制や定着支援などの仕組みづくりが今後の課題となりそうだ。
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