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東北国際物流戦略T、11/16から45ftコンテナの公道輸送実験

2010年10月28日 (木)

話題45フィートコンテナ輸送用のシャシー東北運輸局、東北地方整備局、東北経済連合会でつくる東北国際物流戦略チームは11月16-20日にかけて、仙台塩釜港と東洋ゴム仙台工場(宮城県岩沼市)を結ぶ公道30キロメートル区間で、45フィート国際海上コンテナの輸送実験を行う。

 

東洋ゴム仙台工場から高速道路、国道、県道の3ルートを通って仙台塩釜港の高砂コンテナターミナルまでを往復するもので、実際の輸出貨物を45フィートコンテナで公道輸送することにより、実用化に向けて必要な車両条件・道路条件の確認、通行の安全性、輸送効率などを検証する。

 

具体的には、公道輸送時に「横転防止システム」を45フィートコンテナに装備し、同システムの計測値を40フィートコンテナと比較分析するほか、右左折時やカーブでの通行状況、ほかの車両に与える影響を目視で確認。公道走行時、工場内での切り回し、後進時についてドライバーからのヒアリングに基づく分析を行う。また、実際に輸送する現物の積載効率を検証するとともに、積載時間や走行時間を計測し、輸送効率を検証する。

 

また、公道輸送の実現に向けた輸送車両・道路構造・交通安全などに関する課題を整理する。